このレビューはネタバレを含みます▼
ドラマCDからこの作品を知りました。ドラマCDも素晴らしかったので本当に聴いて欲しいです。特にウミヘビとイルカの話を読み上げるシーンは最高でした。
ストーリーは殺し屋の千夏と盲目の青年佳澄のラブストーリーで、荒だったシーンも悲しいシーンもあるのに時のはやさがゆっくりで気持ちが落ち着きます。
外の世界が見えないように夜に生きてきた青年と、真っ暗闇のなかで光を探してきた青年っていう所とか王道だけどやっぱりいいですよね。あとはそんなに長い話でないのに登場人物ひとりひとりの設定を出してくれたのでより物語りに入り込んでしまったし、語彙力ないですが星の砂みたいな?小さなキラキラがたくさん散りばめられてるお話でした。一番好きなシーンは千夏と佳澄の弟の聡の話すところ、安心した。