このレビューはネタバレを含みます▼
大好きな作家様なのですが、今回のお話は読んでいて苦しかったです。
『兄嫁への気持ちが友情だった』とかいう茶番で終わらせるのには、承服できない。
どちらかといえば、そんなにも長い間、大切に想って来たのなら、愛情や友情を超えるとてつもない感情だと思いました。
これからヒロインがどれだけ頑張っても、義姉には太刀打ち出来ないだろうし。
散々、獣のようにがっついたヒーローに襲われている場面は、愛情からというよりは、より『体の相性だけ』という印象を深めるだけだったと思います。
義姉も、家族になってもまだヒーローを呼び捨てするなんて(ヒーローもだけど)愚か過ぎる。
そこはちゃんと線引して、家族になったんだから「〜さん」呼びに変えるのが大人の常識かと。
私がヒロインなら、この先ずっと義姉とのイチャイチャを見せ付けてくれるこんな男とは、絶対に結婚しないなぁ(笑)
もしもどうしても結婚するというなら、実家とは絶縁して起業してみろと言ってしまうかも(笑)
しかも、あんな酷い元カレも結婚式に呼ぶとか、どんな苦行?
ヒーローの病院側の方が立場が弱いなら分かるけど、意味不明なラストには困惑しました。