捨てられた妃 めでたく離縁が成立したので出ていったら、竜国の王太子からの溺愛が待っていました
里海慧/御子柴リョウ
このレビューはネタバレを含みます▼
2巻まで読みました。
1巻はヒロイン本来の性格が花開き、タイトルでネタバレしてるしヒーローの気持ちもオープンになり王道展開でめでたし…。ヒロインの才能てんこ盛りなのが気になるけど、まぁ破棄ものにはありがちよね。くらいでしたが2巻目はなんかもうドラ◯もんかってくらい都合のいい魔道具出てきたり竜人って便利なワードでどうにかなっちゃったりしてワクワクもドキドキもないです。要は1巻では多少抑えられていたヒロインの美しい上に何でも出来ちゃう「あたしすごい」設定が苦手なんです。すごいことが起きてるけど、それ実は私がやったんだよねぇみたいなのが鼻に付くのかしら。若干バックの竜王様周辺を匂わせてる様子が虎の威を借る感じもして。
逆に嫉妬を隠さないところはうじうじせずきっぱり自分で認めてる辺り潔くて好感が持てました。ところでパートナーが絶倫で自分の想像以上に迫ってくるって言う設定は全女子の憧れなんでしょうか。そういうところも子供っぽくてなんだか2巻は余計に安っぽく感じてしまったのかも知れません。
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