このレビューはネタバレを含みます▼
評価下げて申し訳ないですが、好みじゃなかった…。文章とか言葉選びとかで全体的に綺麗だなと思わせる小説でした。ヒーローは破魔の剣に選ばれた軍神で、ヒロインはその剣に鞘として選ばれます。まず、ヒーローが好みじゃない。もうタダのヘタレじゃない?と思ってしまう…。ヒロインに対して情欲をわかないとか凡庸な娘とか割と言ってるし、魔獣を倒した後に、無理して戻ってきて(無意識に惹かれ始めた頃かな)、一緒のベットで寝たのに、闘いの後の興奮で抱くような女性じゃないとベットから出て違う女性を召す。って、いやいやいや、ないわ。剣が選んだ鞘だからと無理矢理、身勝手に連れてきて正妃にしといてそれはないだろう。そこは誠意みせろよ。ヒロインも両思いになった後、責めていいんちゃう?と思ったけど、あっさりとしてるし(私からみてですが)。自分だったらめちゃくちゃモヤるし、絶対責める自信あるわー。全体的に妻としての役割(後継的な)とか夜のこととかの話ばかりで途中で嫌気が差しました。最後の方はヒーローが自分の気持ちを認めて、人が変わったように寵愛するけど、なんかなー。無理に連れてきてヒロインの心身を縛ってるのは自分だと気付いたのなら、一言くらい謝罪して欲しいわ。俺様?のような身勝手と思われる男が無理なんだなとやっと気付きました。ヒロインの魔獣を使い魔にする能力とかもなにか力があるのかと思ったけど、特になく。使い魔が破魔の剣気でやられたなら、もう少しヒロイン怒ってもよくない?(最後に生きて出てきたけど)。webでもし続いてるのなら、ヒロインに何か力があるのかもしれないけど、もういいかな。