ヒズ・リトル・アンバー
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ヒズ・リトル・アンバー

ナツメカズキ

溺愛ファンタジー

ネタバレ
2024年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙の印象や硬派な見た目から、もしかすると結構暗い話なのかな、と身構えてましたが、読んでみると溺愛ファンタジーものでした。いい意味で裏切られました。大切な人を亡くした過去のある裏社会で生きる攻め×ヒョウ化する堕天使受け。受けが攻めのこと大好き!って感じの始まりだったのが、読んでいると攻めからの深い愛に気付きます。そしてそれをまた上回っていく受けからの深すぎる愛。お互いを想う気持ちが表現されるたびに涙腺崩壊した。特に3巻の、幼い受けがいじらしくてやばい。堕天した理由も知ってからだから尚更愛おしくて泣けた。受けも攻めもカッコよくて眼福だし、周りのお兄ちゃんや女性のキャラも良かった。暗くなりすぎない、切なくも読後感の良いハッピーエンドのお話を読めて良かったです。
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