君ノ声
」のレビュー

君ノ声

森永ミク

何も言わず読んでほしい。余韻が凄まじい。

ネタバレ
2024年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 心の声が聞こえる、読める、など最近ではありがちな設定ではあるが、その設定の落とし込みがうまい。苦しいくらいに感情を掴まれる。ただ能力を持っている2人が能力を持っているが故の苦労をして、後にくっつくというような単純な漫画ではないことは間違いない。話が進む中で、各々の成長の全てが良いことばかりではないという点が、嬉しい一方で切なさも孕んでおり、まさに両極端に感情を揺さぶられる。そして気がつけば嗚咽が出るほど泣いてしまっている。思わずレビューを書いてしまうくらいにいい作品だった。とにかくオススメしたい作品。
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