イグナートの花嫁
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イグナートの花嫁

もりもより

なんだこれは。泣ける。

ネタバレ
2024年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだこれは。泣ける。まだ2話ですよね??もうすでに泣ける…。最終話迎えるころには大号泣してるんだろうな(確信)というくらい泣ける。
もりもより先生の前作『君の夜に触れる』が大好きで、こちらの作品も単行本が出たら絶対読むぞと思っていましたが待ちきれず購入。世界観は前作とまったく違いますが、「救済物語」である点は同じで、今回もまた泣けるんじゃ、、。なんでこう感動できるお話を考えられるのだろうか、、しかも絵もきれいすぎてこれはもう映画!絵じゃなくてもう映像ですね!
まだ2話までしか公開されていないので、主人公のイグナート(竜)とリタ(花嫁)が出会って一緒に生活を始めたという段階ですが、お互いの過去や抱えているものとかがちょっとだけ分かってきたところです。まだお互い知り合ったばかりでたまにぎこちない感じもしてそこがまた可愛くて癒されるのですが、何より、出会ったばかりの相手のことをここまで思いやれる2人の優しさと、相手を思いやるあまり少し寂しい感じが、もう本当にたまらなくて、泣けます。(何回目だ笑) 特に、イグナートがリタと接するときや触れるときに、割れ物を扱うような?繊細なものに触れるような?とにかくおそるおそる丁寧に触れている感じがなんかもうたまらん!竜からしたら人間はすごくもろくて儚い存在で、それでもたまに無謀なことをする人間をどう扱えばいいのかわからなくてちょっとぎこちなくなってしまう…みたいなところが、不器用だけど相手を大切にしている攻め!という感じで最高です!
この先どんな展開になるのかワクワクです!最後、2人がめっちゃ笑顔でハッピー!みたいな終わり方だといいなと思います!幸せになって欲しい〜!幸せになってね!!なるんだぞ!!!
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