相変わらずお子ちゃまなキリト、よい

ネタバレ

2024年1月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ2作目。第1作目に続き、本作でもだめだめお子ちゃま横暴わがままな攻めのキリト、私の期待通り。このシリーズに関しては、ストーリー云々より、沙野先生が書かれるダメな年下攻めと、そんなおこちゃま攻めをまるごと受け入れる年上の受けの愛なのかなんなのか、たぶん愛だけど、な感情と、エロスを楽しむ作品だと思っている。
今回よかったエロス：1、キリトの店で眠ってしまった圭祐にキスをするキリトと、寝ぼけながらも応える圭祐。ここのキスの表現がエロくてたまらんかった。下唇コリコリー！！2、キリトに車の中で無体をはたらかれ怒った圭祐。キリトはそんな圭祐に対し好物とセックスでご機嫌とりをし、ごまかそうとする。ほんとおこちゃまなキリト、そしてそんなキリトのことを苦々しく思いながらも結局気持ちよくなっちゃう圭祐。本を読みながらのプレーがたまらなくよかった。キリトが気持ちよさそうなのもよかった。3，キリトの仕事終わり、早朝、キリトのマンションでのソファープレー。圭祐から仕掛けるとろけるようなキスに翻弄されるキリト、唇の質感を感じさせる描写、あああああ萌える。二人ともすごく気持ちよさそうで、生々しくてエロかった。

このシリーズは基本的にキリトが愚かなせいで圭祐がひどい目にあうのだけれど、圭祐はそういうキリトの愚かさ、ふがいなさには絶対負けないし、キリトを翻弄するだけの強さみたいなものがある。２作目は、１作目のキリトの愚行のせいでキリトと圭祐が追い詰められることになって、キリトやっぱりばかだなーな気持ちになるけど、受けで抱かれる側の圭祐が、気持ち的にはキリトを抱いているというか、ただ受け身なわけではないし、しっかりした受けに包み込まれてるお子ちゃまな攻め（かわいげはある）という二人の関係性にひかれた。

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＊＊さん

(女性/50代) 総レビュー数：617件

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