真実は残酷に
」のレビュー

真実は残酷に

ケイト・ウォーカー/河村恵利

小説よりソフトな感じ

ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちょっとした行き違いからとも言えますが、さっさと婚約しておかないで、メガンがプロポーズするまで自分を待っていてくれると思っていたおめでたいチェーザレとメガンの父に腹が立ちました。 女性の気持ちや都合を一切考慮していなくて、買いたいときに買えるスーパーの商品みたいに自分の都合で好きにできる品物扱いされた気がして不快感を感じます。 父親などは娘のためになると思ってやったことなので、ひとりよがりすぎて目も当てられません。 彼に拒まれて傷心のメガンが質の悪い男に引っかかってしまったのは少し軽率だったかもしれませんが、それだけ失恋の苦しみが大きかったのでしょう。 とにかく幸せな結婚ができるはずだった二人は契約結婚みたいなことになってしまい、ぎくしゃくした関係に苦しみます。 キャラデザインが顔が優しいのとセリフなども小説より優しい感じになっていて比較するとマイルドな感じになっていると思います。 最後にはなんとか和解できてハピエンはお約束ですね。
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