Comic Lueurかつて女の子だった人たちへ
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Comic Lueurかつて女の子だった人たちへ

花衣ソノ/砂川雨路

レミが残念すぎて

ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 性格は歪んでるけど。
よくある「顔はいいけど頭も仕事もできない女がザマァされる話」かと思っていたら。レミは仕事もやればできるし、要領もいい。メイクへの努力も怠らないし、投資は慎重にしないと!という現実性と慎重さもある。 なのになあ!いろいろ残念すぎる。実は顔以外のスペックめちゃめちゃ高いのに、親からの呪いに縛りつけられてた。レミすら知らないレミの本質を知っていたのは親でもなく、弓だけだったのかもしれないな。読書感想文とかも、レミの文章でもきっと賞がとれたんじゃないかな。それも弓はわかってたのかもね。他人のものを欲しかったんじゃなくて、弓のものを欲しがるレミは歪んでたけど。気づいたことで自分のスペックを建設的に使って欲しい! 詐欺男はみぃちゃんをかばったり逃がしたりしてて、みぃちゃんだけはホントに好きだったのかも?と思いたい。結局つかわれてただけだったのも可哀想に。



レミのお母さんがあのモラハラクズと別居していたのは、ナイスすぎて一番ほっとした!レミママも実家でのんびり生きてー!


単なるザマァでなく、救いがある話でした。
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