このレビューはネタバレを含みます▼
血の繋がった兄妹の愛の話。小さい頃は単なる家族愛だったかもしれない。いつしかそれは異性への愛情へと変化していく。
他人には言えない感情で、二人がそれぞれ悩むようになる。が、向かって行く方向が全く逆というところがとても面白い。
血の繋がりのある人でも同性でも、好きになることは、他人に非難されることではない、と思う。気持ちが悪いと言う人たちもいるけど、だから何?人を想うってことは制御できることではないんじゃないかな。
血の繋がりがあると、法や医学的に制限はあるけど。
「幸せ」の形は自分が決めればいい。他人の物差しなんて関係ない。自分の人生の責任は自分が負うのだから。