小さな恋のメロディ
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小さな恋のメロディ

嶋二

いろいろ、盛りだくさん。

ネタバレ
2024年1月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他所購入作品の為参考まで。⚫︎1巻187p、表題作+「今夜、ミスターで」に収録の「さよならミスター」の番外編の「メロウ・メロウ」の紹介1p+「メロウ・メロウ」+表題作描き下ろし。⚫︎2巻162p、「帰れない二人」+表題作前後編+おまけ(描き下ろし)+「帰れない二人」+描き下ろし。⚫︎3巻194p、表題作+「帰れない二人」+「気になるあの子」+表題作の前後編+描き下ろし3点(父たち、「気になる〜」の2人、表題作の2人の話)。
隣人同士、幼馴染の恋の話が可愛い。単純なえーじの事を世話をやきながら待っていた巽との関係も可愛くて好きだし。「帰れない二人」の幼馴染、学生時代からの諸々のある父たちの関係も良い。父たちも子供たちも何となく待っているスタイルが似てるな、親子だな、なんて思ったり、ウダウダ考えてる父たちもやっぱり可愛い。途中で出て来たドライブの時のひょんなことから出会ったおっさんやおっさんもだけど彼氏の花嫁さんが気がかりだったり、「気になるあの子」の教師と元教え子(縁ちゃんとワッキー)の話も単行本では現役の高校生だったワッキーだからそんなにチョロくていいの?先生?なんて思いながら読んでいたが此方では元生徒という事でちょっと安心。結局、可愛い。何気に面倒見の良いじいちゃんも好き。家族旅行でのじいちゃんの様子からじいちゃんの過去の話も気になるところだけどまだじいちゃんのスピンには巡り合っていない。と思う。いろいろ盛りだくさん。
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