このレビューはネタバレを含みます▼
はじめはダメ夫と離婚してアンバーが女伯爵として商才を発揮していく痛快系の話だと思っていたけど、それだけではなかった。強く逞しく美しく、周囲の人が幸せになれるよう手を差し伸べるとても魅力あるヒロイン。でもそれは辛い子供時代、結婚生活があって、それをクリスティアンに出会い愛されることで乗り越えたから。仕事は順風満帆で家族にも恵まれ、ようやくたくさんの幸せを得ることができた。「生きてこそ」とはなんとも重くそして誰にでも当てはまることば。読後、心地よい余韻の残る作品だった。