どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
」のレビュー

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

碧貴子/すらだまみ

まだ2巻読んでないですが

2024年1月29日
漫画を先に読みました。こっちも読んで色々とスッキリ納得。とにかくすごいなと思ったのは、世界観の作り込み。丁寧だなあと思う。冒頭シーンから魔法っていう設定がこの世界(アニエス)にとって必要だし、厳しい帝王教育を受けて2人とも人格ちょっとズレちゃったねっていうのもめちゃくちゃ伝わる。最初からその捻れっぷりが爆発してる訳だけど、幸せになってからも性行為シーンはなんとなくそう思って読めてしまう。全体的にそういう貴族や国王の物語だっていう雰囲気が溢れてる。
なんというか、まあすごいなと思う。性的描写がめちゃくちゃいいんだけど、恋愛モノとしても結構作り込んであるというか…だから性的描写欲しくない層は漫画だけできちんと大満足できる作品じゃないですかね。
ノベル版はこってりしてる。
とにかく、世界観の作り込みが深いです。読んでて破綻するところを感じずに読み進められる。こってり好きなオトナの方はこっち(ノベル版)を(こっちも)読むべきですねえ。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!