主よ、お迎えの時間です
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主よ、お迎えの時間です

夏乃あゆみ

良かった〜!

ネタバレ
2024年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さま。ファンタジー好きとしては表紙のトーンからして好みで気になりました。絵柄もねー。綺麗!ただ若干、本当に読む人によるかもしれませんが、線が細くて見えづらいのよー。昔読んだ紙雑誌みたいにカラー紙だったら絶対拾えないわー。今は緑とかピンクの紙じゃないのかしらね。肝心のお話は、想像以上に良かった!好みでした。紹介キーワードは主従、転生、甥と叔父、お子、特殊能力、悪魔、エロ少なめ、綺麗め作画、嫌な展開なし。とある特殊事情な甥っ子ノア、お子を巡るイケメン2人、叔父のクリスと保育園のハーヴィ先生。出会いが身内を事故で亡くし、と辛いスタートなのですがそちらが主題では無いのでサラッと。魔王の生まれ変わりノア、魔王ととある縁があるハーヴィ、ぜーんぶをひっくるめて受け入れるクリス。色々なエピソードがありますが、終わってみると嫌な人物も痛い事も怖くもなく。ピュアで可愛いノアと動物達(この辺の関わりは読んでください〜)、真っ当で優しいクリス、拗らせハーヴィ、皆んな可愛い。若干かけ足な感じはありましたが 1巻に収めるにはこんな感じでしょうか。深く重い絡みやお話をお求めの方には向かないかもしれません。今の私には難しくなく美しくほんわか読める本作はちょうど良かったです。望外に良かったし作画も気に入ったので同作家さまの他作品も追い購入しちゃいました。靴屋さんのお話もめちゃくちゃ好みでした〜。ヴァンパイヤシリーズこれからゆっくり読みます。あ。ひとつ。本作のタイトルですが、主よ→しゅ よ、ではなく、主よ→あるじ よ、でした。脳内でずっとしゅだと思っていました。内容に深く関係する読みなだけに、失礼しました。
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