このレビューはネタバレを含みます▼
かわいい高校生の汚くて歪みまくった愛のお話です。
綺麗な体から汚いものが出てくるのを見るのが好きになったあいりと中学生の頃からあいりずっと思いを寄せて歪んできているひなこのお話で、2人ともかわいいのにしていることが禁断の遊びのような感じで、スリルを味わっているある意味変態な2人がすごく性癖に刺さりました。
歪んだ行為やレズを理解されなくて追い込まれたあいりをひなが優しくなだめて自分に転がり込ませようとするところからだんだんと話が暗くなっていき最後は心中…まだまだ未熟な2人で歪んだままお互いを永遠にする様子がすごく綺麗で百合が好きになりました。百合の良さのひとつである、女子特有の歪み、汚さを綺麗に表現している作品でした。
個人的に最後の2人で心中してひなこが目覚めたシーンでの昔のように髪が長く笑顔のあいりと温かいビーチはひなこの思い描いた理想の世界であって結局は本当に2人で一緒に永遠になったわけではなかったのかなって思いました。このときあいりの中ではどういう理想の世界になっていたのか気になりました。(語彙力がなくてよくわからない文章になっています。ごめんなさい！)
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