彼等の「病」もあるが、元来恋は病では!?





少女漫画にあるタイプ、恋を知らなかった主人公が、段々気持ちを自覚する。
この作品ならではの設定が、こういう考えの子もいるだろう、と、このストーリーの中で納得すればとても楽しめる。颯生のこだわりの強さも、両親との関係から形成された、とか、ほたるを長く苦しめたエピソードだとか、十代の頃は小学生高学年の記憶はまだ生々しいのは十分理解できる。
私はこうあって欲しいという理想の男子像をあまり強く漫画作品の中に求めていないので、颯生とほたるの関係が二人を少しずつ二人ならではのあり方に進んでいく様子を微笑ましく見つめさせてもらっている。
23話の後半が特に気に入った。
各巻巻末に4コマ漫画数本が小話的にあって目先が変わって悪くないのだが、読みやすく一頁内二本のが四本六本ある他に、サイズの小さい同じ作品があったりする。表紙内(外も?)の概説なども重複がある。恐らく原サイズと見易く伸ばした電書用の物と両方載せてくれてる。有難いけれど一応拡大して確かめてしまう。同じであるとの説明が入っていれば、とは思ってしまう。
15巻以降を読んだら追記の予定。

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