とても面白い、スローライフではないと思う





2024年2月7日
作中にテーブルトークの話が出ているように、作者の方のそういった知見が非常に深い。また、なぜそれが成立するかを深く考察しておられるのであろう、領地にしろ、ギルドにせよ、非常に奥深い世界観である。それをライトな文章表現で書いていて、倫理観の話などもくどくなく、ストレスなくさくさく読める。キャラクターデザインも個性的であり、登場人物も多いが、キャラ被りが無い。また、ライトな文章とはいえ、誤用なども見当たらず、日本語のレベルも高い。控えめに言って、傑作といえるレベルの作品。
スローライフは嫌いなのだが、試しに1巻を読んでみて、スローライフ?という感じであったので読み進めてみた。
1巻が一番微妙で物足りなさのある感じだったが、巻が進むにつれてどんどん面白くなっていくという素晴らしい作品。普通は巻が進むとつまらなくなるのに。
登場キャラが増えてもキャラや役割が被らずに活かしきれているセンスはこれまで数百シリーズのラノベを読んだけれど、その中でもトップじゃないかと思う。
人間心理に関する表現も深く、スローライフものというジャンルではないと思うんだけど。
また、本編と違うキャラクターのサイドストーリーもそれだけで作品ができるクオリティの高さ。
個人的にははじめ期待せずに読んでみたのに、こんな傑作に出会えてとても幸せです。
スローライフは嫌いなのだが、試しに1巻を読んでみて、スローライフ?という感じであったので読み進めてみた。
1巻が一番微妙で物足りなさのある感じだったが、巻が進むにつれてどんどん面白くなっていくという素晴らしい作品。普通は巻が進むとつまらなくなるのに。
登場キャラが増えてもキャラや役割が被らずに活かしきれているセンスはこれまで数百シリーズのラノベを読んだけれど、その中でもトップじゃないかと思う。
人間心理に関する表現も深く、スローライフものというジャンルではないと思うんだけど。
また、本編と違うキャラクターのサイドストーリーもそれだけで作品ができるクオリティの高さ。
個人的にははじめ期待せずに読んでみたのに、こんな傑作に出会えてとても幸せです。

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