死にかけ悪役令嬢の失踪～改心しても無駄だったので初恋の人がさらってくれました～【単話】
和泉杏花/ささきさ/鈴ノ助
このレビューはネタバレを含みます▼
悪役令嬢になる未来を回避して、継母とも、その連れ子の妹とも仲良く過ごしてきた主人公。婚約者である王子と妹がくっついても許したのに、継母がとった行動は…。
ヒロインの家族には業腹。「うっかり」（を多分装って）ヒロインを死地に行かせた母。姉の婚約者を奪った妹。妹が王子と恋仲であることを放置し続けた父親。実父なのに。
こんな家族からさらって物理的に遠ざけてくれて、良かったね！と、ヒロインに言ってやりたい。相手は初恋の先生だしね。
絵は好みではないけれど、きれい。
静かにお話が展開していて、原作者名をチェックして納得。落ち着いて読める作品。
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