愛欲オーバードーズ
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愛欲オーバードーズ

下野圭

ドラッグ×クランケのドースバース

ネタバレ
2024年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 名称だけは知っていてとても気になっていたドースバース。番制度や副作用等々気になる要素がたくさんあります。万能薬でもある【ドラッグ】とドラッグがいないと生きていけない【クランケ】と逆に長時間ドラッグと接触するのが危険な【ノーマル】が存在する世界。設定を見れば見るほどクランケが不憫過ぎてしんどいです;;舞台はクランケ専門の治療施設。入所している三ヶ崎はクランケとして生まれたがゆえに家族に疎まれ、担当ドラッグの治療も効かない為、治療には期待せず穏やかに過ごすことを望んでいます。新しい担当ドラッグとして赴任してきた遊馬は三ヶ崎が苦手とするタイプでしたが、状態が弱っていると説得されて遊馬の経口での体液接種治療を受け入れます。医療行為と言えど過度な接触は刺激になりますよね~ということで、反抗的だった三ヶ崎が蕩けていく様が可愛いです。三ヶ崎は生い立ちも痛ましいので幸せになってもらいたいし、現時点では遊馬との関係性がどう変化していくのでしょうか。初のドースバースで作画も綺麗なので今後の展開がとても楽しみです。本編38P/白抜き。
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