初恋の君に、永遠を捧げる 一途な公爵は運命を超えて最愛を貫く【イラスト付き】
桜しんり/小島きいち
このレビューはネタバレを含みます▼
478ページ挿し絵あり。没落令嬢ヒロインは姉夫婦の庇護下で何不自由ない生活をしていた。とある日、公爵邸の庭先で知り合った男の子と惹かれ合い…という話。長めのお話ですが端的に言えば格差のすれ違いでしょうか。パッと見は主役ふたりが可哀想かもしれませんが、ローズ視点で見ると、急に現れた平民に許嫁を寝取られ、子供まで儲けられ、夫はイン〇…こっちの方が可哀想で仕方なかったです。それにヒロイン結構酷くないですか。子供が出来る行為を自分からお強請りして、子供が出来たら一方的に別れて、逃げたくせに再会したら我が子だと気づいて欲しい素振りを見せて。一方のヒーローも仕事もロクに出来ない立場で、許嫁がいる身でありながら他の女に入れあげて。まぁ愚鈍ではありますけど、事情も知らせずに勝手に去られて姉夫婦にこっぴどく責められて…あんまりだなと思いました。これ、実はwebで冒頭を読んでいまいちだと思ってた作品で、それの書籍化だと知らずに買ったのですが、最後まで読んでみてもやっぱり面白くなくて評価が高いのが分かりませんでした。ローズ視点で読んでみてください、評価が分かれます。
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