Op‐オプ‐ 夜明至の色のない日々
」のレビュー

Op‐オプ‐ 夜明至の色のない日々

ヨネダコウ

やっぱり深い‥

ネタバレ
2024年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2019年の作品ですが、やっぱり作者のコウ先生好きだー!と思いレビュー。この作品は青年マンガでBLではなくエロ要素は一切無し。しかし、会話にSとかMがちょいちょい出てくるのがコウ先生のお遊びでしょうか‥?そして 『囀る‥』のキャラが作中に登場し、私の大好きな矢代さんが若き姿でチラッと出ていたのには、はゎゎゎ‥となりました。
コウ先生は本当に深く人物像を描くのがとても素晴らしいです。また、コウ先生の作品は煙草のシーンが効果的に使われているなあと感じます。作中に何人もの喫煙シーンが出てきますが、主人公の夜明の煙草は本当に美しいと思う。大人の雰囲気や孤独、場面の間や時間の経過が手に取るようにわかります。
これから明らかになるであろうクロの過去や夜明の子供の話、痛みと感情がなくなった(出なくなった?)理由、結婚から離婚に至る流れなどが楽しみです。
2巻の終盤で元奥さんが繰り返し観ていた映画での涙の訳と美形の理由がわかり、ここに繋がってたのかー!と感動しました。きっと医師になった事にも関係していますよね?
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