このレビューはネタバレを含みます▼
初めての作者さまでした。何か有りそうな吸引力が魅力的。ストーリーも切ない。。ずっと好きな幼なじみの弟と関係してる、その弟の朔は兄の代わりでもいいから一緒に居たいと思っている。何て切ないんだろう、絶対しんどくなるの分かってるのに弱い部分を補う様に離れられない2人がどうなるのか、過去や現在の心理描写を交えながら進むストーリーに釘付けでした。圭吾の方が中々執着ありそうかなと思ってたけどそれぞれの重さがありました。2人で過ごした日や時間の経過が上手く絡んで気持ちが通じた時はこちらも救われました。辛い時も一緒に居てくれる人の存在がどんなに有難いか思い出させてくれる素晴らしい作品でした。絶賛しましたが、わりと歪んだ関係と性癖なんですよね、そこがスパイスになってて良いかも。パンスト好きな人はぜひ。P.212 構図で見えないようになっています。