このレビューはネタバレを含みます▼
「嫌いな男」に出てきた向居の同僚の伊崎と、リーマン安原の話。小説。「嫌いな男」大好きで、スピンオフの本作、ようやく読めました!嬉しい!楽しい!前作の内容忘れてたからざっと読み返してから臨み、向居と南のすれ違いキュンキュンして良かったなあと改めて面白さを再認識。本作はキュンは少なくて、その代わり、ゆったり・たっぷり・のーんびり!ぬくぬく多幸感満載なお話でした!安原がさ、40男の貫禄たっぷり!それで一緒にいるとゆったりのんびり過ごせたら、そりゃ伊崎も惚れちゃうよねえ。ヒリヒリしてた伊崎がすっかりくつろいだ様子に、こちらも心が安定しましたわ。よし、任せた!って思える。各務に対する嫉妬心をむき出しにしたところはキュンとしちゃうしな、伊崎溺愛なとこもいい!どうしても、ノンケ安原が伊崎を好きになって体の関係になるのが早すぎるなと思ってしまったのと、挿絵が自分の想像する2人と違ってたのが残念。伊崎は可愛い系じゃなくてキレイ系だし、安原はもっと短髪で朴訥としたイメージなんだよなー。思い浮かんだのは、森キヨウさんの「恋の仕方を教えてよ」の真緒とタカとか?この2人で妄想しながら読めば良かったなー。