このレビューはネタバレを含みます▼
「シークレット ノート」(天宮家 弟 快晴×双葉)「ハイドランジア ゲージ」(天宮家 兄 雨情×四葩)「イノセント ベル」(天宮家 婿養子 朝陽×トトキ)
新刊発売のお知らせにシークレットから読み返すと、まさか兄 雨情が愛妻家で家族想いの育パパになるとは想像も出来ず…そんな風にクスッと笑ってしまう所がある大好きなシリーズです。
天宮家のαは天気に因んだ名前、それぞれ出逢うΩは植物…と思ったら、年齢不詳の椿さんがめちゃくちゃ気になって眠れません💦(どうかスピンオフを…)そしてタイトルは、それぞれ2人の物語を表しているのかな?と。快晴の空 発芽した葉を広げた様な物語、双葉。雨情の人生…降水量を変えてしまったのかな…四葩。トトキが願った通り13歳のあの事件前の…(はぁ…😌)永遠に純粋無垢な美しい人 トトキ(色んな解釈がありますが…)
作者の描写があっさりなのがめちゃくちゃ良いです。重い話でもツボるところもあって、今回も大笑いでした。P.112 快晴「…お前どんくさいからな、早く一人前になれよ」“どんくさい” …快晴様、叔母を思い出してしまいましたよ。どんくさいは標準語?と思って調べたら標準語! 私ももたもたした時は、どんくさいと言われたものなので、まさか快晴というイケメンから…😩 そんな所が好きなんですよっ💦
P.206 はぁ…ひよこクラブの表紙の様なコマ。雨情様…また抱っこ紐つけて…それも今回は双子用😩 四葩、良かったね。涙ぐむのに雨情を見て笑ってしまう…良い塩梅だなと思いました。
物語の終盤に、あぁ、トトキはずっとこの年齢なんだな…と思ったら堪らなくなりました。また朝陽の父が言っていましたが、物語のΩの環境は何も変わってないんですね。その象徴がトトキというΩの人生なのかなと思ったら、朝陽という名の運命の番に希望を感じました。
どうかこのシリーズ、続きます様に…(四葩の出生も知りたいです😩)