死んだ親友に告白された話【描き下ろし漫画付き電子限定版】
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死んだ親友に告白された話【描き下ろし漫画付き電子限定版】

かもがわ圭

さみしくてやさしい

ネタバレ
2024年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 亡くなった11年来の親友桃瀬が霊になって栗原に告白するところから始まります。「桃瀬と栗原」p.5~p92、「竹村と松田」p.93~p.129、「桃瀬と栗原 高3の冬」p130~p.145で、途中に大学1年生の女子松田とこれまた霊の竹村のお話が入ります。
表題作は悲しいというよりもそういうものをぐっと押さえてほのぼの?コミカル?それでもって少しさみしい感じ。桃瀬と栗原の「好き」は違うものですがそれはそれで良くて、お互いを大切に思っているのが尊いです。時間をかけて心を込めて作り上げた宝物みたいな関係。桃瀬の最期は触れられてなくて、そのあたりもいいのかなと思いました。東京で桃瀬はゲイバーとか行ってたのか?それとも栗原は例外的な?なんて考えちゃいましたが…。桃瀬に思いを馳せました。「桃瀬と栗原」を一冊まるごとで読みたかったです。
2022年5月 総151ページ 入れたかったけど どう頑張っても 入れられなかった セリフ1p 、人物紹介1p(カバー下?) 電子限定描き下ろし特典マンガ1p 少女漫画カテゴリ
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