最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
」のレビュー

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。

ほのぼのる500/なま

校正校閲を除いた内容だけの評価は★5!

ネタバレ
2024年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構誤字脱字が目立つので気になる人は気になるでしょう。自分は原作も追っているので挿絵と書き下ろしの為に購入しています。
最弱テイマーの良さはやはりドルイドアイビー親子の絆と可愛らしさだと思います。なので個人的に盛り上がるのは3巻からかな〜と。特に公的に親子だと認められる養子縁組を行った7巻最高!!ドルイドとアイビーが恋愛関係になることはない「本物の親子」という所で安心できます。父娘可愛い!
アイビー総愛されというやつですが、恋愛要素が皆無で本当に「子供(アイビー)を大切にする大人達」に安心感を覚えます。大人達は完全に父兄目線。自称兄達の多さに笑ってしまうが、読者も親目線になってしまうかと。
前世の記憶が朧げにあるとは言え、小学生ほどの年齢の子供なのに賢すぎるのでは?というのは、そうならざるを得なかった環境というものもあり、自分はそれほど気になりませんでした。元の頭の良さ+環境のせいって感じますね。
アイビー自身、卑屈でもなく嫌味ないい子ちゃんでもなく。確かにいい子なのですが「大人が求める理想のいい子」で、幼少期の周りの環境のせいで早く大人にならなきゃいけなかった子供という印象。加えて前向きな性格、自分が戦力にならない事を理解している、現実をしっかりと見ており、敵には甘くない。そりゃ、こんな子供がいたら助けたくなるし目を掛けたくなる。まともな大人ならそう思えてしまう自然な境遇背景と性格。その上子供らしさも垣間見える。可愛がりたくなりますよ!!!そりゃあ!!!
誤字脱字、キャラの言い回しなど気になる所はありますが、あまり深く考えずアイビーと仲間と周囲の大人達との関係だけ見ていれば「まあ、可愛いからいっか!」となりますし、物語としての出来も◎。なので★5。
最弱テイマーの良さはドルイドアイビー親子と魔物達、協力してくれる大人達との関係性の尊さなので、そこに着目して読むといいかもしれませんね。
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