このレビューはネタバレを含みます▼
●本文15P。とても短いお話だけど、これは二人にとって大切な記念日、ある日曜日の様子。最後まで読むと、四角で囲まれたモノローグは幹矢の日記に綴られた言葉だったんだなと分かる。(いつ書いたんだ…?という疑問はありつつ…笑)
●会話ではそんなに言葉数が多いわけではないくせに、日記だと饒舌なんだなぁ…なんて、幹矢の人となりまで見えてくるような。あるいは、大切な日だから、ついつい日記にも書きすぎてしまったんだろうか。
●そして、その幹矢の言葉に対して今度は俊之介が綴る。記念日だからって二人で特別何をするわけでもない。なんてことない日常が積み重なって時を紡いでいく幸せ。そんな二人の“ある一日”を覗かせてもらった。