ざまあが深い

ネタバレ

2024年2月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインとヒーローが幸せになるのは良かったね、だし、ジュリアンの溺愛も楽しかったです。

でも、心に残ったのは、マリア（浮気相手）と王太子のその後の顛末。

マリアは確かに浅はかで愚かだったけど、マリアの生い立ちからするとしょうがないところもあるかなと思うし、王太子もダメ男だったけれど、とことん思い知らされてそこでしっかり学んだし、それがざまあに絡んでいて、ただの勧善懲悪で終わりじゃないところが好きでした。

何よりも、ヒロインとヒーローも、マリアと王太子も、みんな高校生の年齢なんですよ。
若いんだから浅はかだったり愚かだったり、いろいろ間違うことだってあるよねと。

マリアの最後は切ない感じでしたが、そもそもマリアについては彼女のクソ親父の男爵が元凶ともいえるので、これもしっかり報いを受けたのが個人的に一番スカッとしました。

王太子は惚れっぽいのでしょうね。
彼なりに反省して一からやり直していこうとしている先に、小さな幸せの種が芽吹きそうな兆しが見えたことも良かったです。

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あおさん

(女性/40代) 総レビュー数：0件
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(女性/60代～) 総レビュー数：23件
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