葬偽人 単行本版
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葬偽人 単行本版

朝野いずみ/八橋舞雪

一気読みしました!

ネタバレ
2024年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一巻が試し読み増量期間の際に出会い、それから一気に最新刊まで購入しました。自分を大切にできなくなってしまった相談者(便宜上分かりにくい表現になってます)から依頼を受け偽葬儀を行う、という側から見たら突拍子もない設定ですが、この時代にあった問題が描かれており多方面から共感を得られるのでは、と感じました。一種、別の立場の人が見たら耳が痛い、というか刺さる設定なのでもしかしたら好みは分かれるかもしれません。ただ多くの人がこのお話を読んで自分の生活を振り返ってくれたら日本はもっと幸せなのになと思います。過去に闇を抱えながらも依頼を請け負い、人を救っていく登場人物たちのふとした時の綻ぶ顔が好きです。
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