ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】
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ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】

セキモリ/クレイン

子守唄のままの優しい未来を

ネタバレ
2024年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第3話。アリステアはララに背負われて、彼女の家に連れて行かれます。その時にララが歌う子守唄には、短い中に、切ない、愛しい想いが込められていると感じました。そして「これが、このふたりの到達点!」と、勝手に思っています。既刊26巻(話)までを読んだところですが、やはりといおうか、ここまでの物語は、大きな時代の流れに浮かんだ儚い泡沫の中のもの。その泡が弾けたときに、ふたりがどうなってしまうのか。おじさんとしては、それがとても心配です。一読者としては、ただひたすらにふたりの未来があの子守唄のままに優しいものであれ、と祈るばかりです。
※この子守唄に、勝手に旋律をつけて、心の中で歌っています。
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