このレビューはネタバレを含みます▼
地に堕ちたとか堕落とか底辺という「人間の底」とか下を徹底的に追求した作品だと思う。
また、以前の広告の中に有った牛若丸が「父さん」と静を呼ぶ拒絶感が一層強い。アレ家族としてスタートして暫くしてからだったんだな。初見には
動物が二本足で立って人語で自分を「父さん」と呼ぶ。異形がこの世に存在、何より自身が産み落とした元凶たる事の拒絶感を。ケモナーのハードルの高さ改めて思い知った!
ラノベ「いぬかみ」の主人公の気持ち分かったわ。ドスケベな彼にメロメロな犬の神霊のヒロインと一線越えないのはそうして産まれた我が子が動物である事の覚悟持てなかった気持ち理解出来たわ。