おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!
」のレビュー

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!

練馬ジム

アップデート

ネタバレ
2024年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ドラマを先に見ましたが、原作をうまく実写に落とし込んでいて、どちらもよかったです!
主人公は48才の沖田誠。『おっさん』であり『お父さん』であり『上司』である沖田が、LGBTQやメイク男子、韓流、メンズブラなどなど、なんとなくで嫌悪していたことを理解していく、アップデート・成長物語です。
…と、こう書くと「説教くさそう」と思われるかもですが、コメディとして軽やかに描いてくれているし、決して『おっさん』批判ではなくて、むしろ「めっちゃいいお父さんやん!」となります!!
「理解したい」という気持ちの根底には『愛』があるんだな、と思ったし、完全には理解できなくても、そう思ってくれただけで救われることもあるんじゃないかな、と。
『多様性』を『パンツ』に例えたのはまさに!と目から鱗でした。それにゲイに対する偏見にスパッと理論的に反論するのが気持ちよかったです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!