コンプレックスラボラトリ【単行本版/電子限定おまけ付き】
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コンプレックスラボラトリ【単行本版/電子限定おまけ付き】

七升こあめ

笑いに紛れてる優しさに泣いた。

ネタバレ
2024年2月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに優しい話ある?私は笑いながらべろべろに泣いたよ。世界が、岡野が、土屋が、成田が、みんなが少しずつ優しくて泣いた。土屋以外は、どのキャラも最初は反発心から始まって、岡野→土屋、成田→岡野、理一→岡野、とほんの少し相手のことを知る『理解』によってちょっと好きになれる、仲良くなれる。すごく素敵な世界観だと思います。疲れてるときに読んだから、べしょべしょに泣いてしまった。土屋と岡野の『理解』の喜びは素朴で優しい。最高に素晴らしいお話でした。ありがとうございます。それはそれとして、岡野の乳首の色で自分の気持ち確認する土屋は本当に草。七升先生のこと大好きになっちゃったな。あと、岡野がイケメンでも美形でもない設定ね。BLだと『設定』だけで実際には可愛く描かれるじゃないですか?ドラマや映画で『平凡』設定のヒロインを千年に一度の美少女が演じているように。でも、七升先生は全く美形にもイケメンにも描かないところ、本当に信頼できる。これからも変わらず、その姿勢で貫いてほしい。大好きすぎる。bigLOVE。
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