このレビューはネタバレを含みます▼
内容は悪くないのだけど、展開に飽きてしまい
けっこう読み飛ばしてしまった。
その理由の1つは、
ヒロインのキャラは好きだけど、将軍ヒーローと真に結ばれるまでのモダモダ感や、王妹の慕う相手が将軍かもと悩むのを巻を跨いで引っ張り過ぎたせいで、
ヒロインが卑屈に見え過ぎてきたこと。
何巻もぐるぐると同じようなことを繰り返しているようで読んでいてストレスだった。
個人的に、問題を1つ1つクリアしてから進んだ方が
気持ちよく読めるので好みの問題でしょうね。
もう1つは、
将軍ヒーローは完璧な美しさを飽きるほど繰り返し描写され、老若男女に崇められモテモテなのに対して、
肝心のヒロインが貧乏な上に平凡な容姿だと作中何度も描写され、これまで理不尽なことに不満も言わずがんばって家族を支えてきたのに、将軍以外の誰からも懸想されないことにガッカリしたから。ヒロインなのに。
周りの女性キャラはみんな美しいと描写されてるのにヒロインだけ平凡としか描写されず、作中あちこちでバカにされて読んでいて辛かった。
せめて、金庫番の仕事や伯爵家での仕事はバリバリできる女性だと描写があれば救われたけど、それも普通みたいだし笑。自己評価低いのも当たり前よね。
本当に特筆すべきものがない頑張り屋だけど平凡で
やや卑屈な女性なんだなと。ヒロインなのに!笑
ヒーローばっかり、美しいだのできる男だのと
必要以上にあげあげなお話はもうお腹いっぱいです。