10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる
」のレビュー

10年間身体を乗っ取られ悪女になっていた私に、二度と顔を見せるなと婚約破棄してきた騎士様が今日も縋ってくる

ぼてまる/琴子/ボーダー

物語はノロノロ進行

ネタバレ
2024年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ なので1巻が割高に感じてしまうかも。
10年もの間、奴隷と入れ替わり、強制労働させられていたセイディ達が、ようやく真実に近付いて行くのが、やっと4巻目。そもそも建国以来不死身で生きて来たという教会トップの教皇様の凶行が発端だという。ほぼほぼホラー。いや、不死身の時点で疑えよ、民よ。不死身で生きる為に、民を犠牲にして入れ替わりを何百年も行って来たのだという。それをたまたま悪意ある者に奪われたから、さぁ大変!っていう。今は失われた魔道具を探すのが先決だが、悪事を暴き、まだ元の身体に戻れていない、ノーマンとエリザが無事に戻れますように。そして隣国の奴隷制度が無くなり、教皇の悪事が裁かれますように。ゼィディとルーファスの恋の帰結はそれからだよね!セイディに横恋慕するジェラルドはゼィディの為に死ぬ、というフラグが立っている様にしか見えなくて、もはや哀れ。んー、ジェラルドも無事で終われるかなぁ。大団円を待ちます。
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