このレビューはネタバレを含みます▼
道を踏み外しそうなものを諭し、悪を戒め、不当な扱いを受けるものを救う凛として気高く時に慈悲深いクローディアの姿は、なんとも格好良くて惚れ惚れしてしまいました。他の作品では単行本で何冊もかけて解決やざまぁ展開に持っていくような出来事が、本作ではクローディアの見事な手腕と立ち回りによりサクッと解決・ざまぁされるので、もやっとする事なくストレスフリーで読めるのがとてもありがたいです。
ところで、クローディアと従者のベリルは相思相愛に見えますが、今後二人の恋も踏み込んで描かれていったりするんですかね〜?身分差があるけれど、クローディアだったらそのへんもサクッと見事に解決してしまいそうで、なんだかワクワクしてしまいます。とてもお似合いの二人なので、くっついてほしいな〜。