このレビューはネタバレを含みます▼
あと10日で隕石が落ちて地球が滅亡する…というところから物語が始まります。
金なし恋人なし、とりあえず生きてるだけのアラサー男・真澄。起業家として大成功し、人生順風満帆…かのように見えていた律。大学時代最悪な別れ方をしたまま音信不通になっていた2人と、訳あって一緒に旅をする事になった遊馬&めぐるとで最期の数日間を一緒に過ごすことになります。
はっきり言って出てくる人間みんなあまり良い人生を送っているとは言えません。特に律のクズっぷりはひどい笑。ヨリを戻したのだって吊り橋効果としか思えない…。でも番外編まで読むと色々乗り越えて一緒に生きて行く覚悟ができたんだなと感じられます。
ほんとにこの作者様の作品はBLというのを抜きにしてもストーリーが面白いです。色々考えさせられるすごい作品でした。