異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術
」のレビュー

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

むらさきゆきや/鶴崎貴大

お色気的なファンタジー

2024年3月6日
面白い作品。個人的に名作とまではいかないけど傑作とはいえるかなくらいの作品。ただ設定がコミュ障のひきこもり主人公なので、あー確かにそういう人はそういう感じだよねというのがイラっとするし。たまに自分も異性関係で共感できるけど、それは共感性羞恥的な意味だったりする。学生時代の黒歴史系がある人の心をえぐる感はある。自分の恥ずかしい思い出がプレイバックするコミュ障描写がとてもリアル。
一人称視点でいろいろ考える系の作品の弱点である、主人公の判断が遅い、のんき的なイライラはこの作品もそう。
好みが別れる作品ではあると思う。ストーリーはけっこう重めなので、個人的にはコメディではないと思う。
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