ちりぢりゆくの[コミックス版]
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ちりぢりゆくの[コミックス版]

まゆハル

愛おしすぎて涙が...

ネタバレ
2024年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ まだ16歳なのに、2人が全力で恋をしている姿に愛おしすぎて涙が出ました。攻めのみなとの「まだ16年しか生きていませんが、こんなに愛らしい子に会ったことはありません」のセリフ。ほんとに大好きです。まだ16年しか生きてない、自分の人生はまだ短く、これから先いろんな出会いがあるだろう、と、きっとわかった上で、それでもこれ以上愛らしい子とはもう出会わないだろうと思っての言葉なのかなぁとか色々考えてしまって、勝手に盛り上がってキュンキュンして泣いてました(笑)
新名の文化祭でこっそり涙するシーンも苦しくて、登場人物みんな、クラスメイトの子たちも含めてみんなすごく思いやりがあって、でもちゃんと16歳の子たちらしく、素直で、素直に傷つけてしまい、素直に楽しんで、素直に謝ることが出来て。青春だなぁと、どのページを読んでもキラキラして楽しかったです。
散ってしまうことで、なんの悩みもなかったシオが、人を愛することによってたくさんの事で葛藤して泣きじゃくるのは愛おしくて可愛くてどうにかなりそうでした。それを目の前で見てるみなと、16歳にはあのシオは刺激が強すぎるっ!!

お値段とページ数のことについて仰られてる方がおられますが、わたしは大大大満足です。
むしろ全ページカラーで、登場人物の赤面顔や暗い顔、文化祭の風景やシオの散った姿、とても丁寧に仕上げられていて、キレイで、かわいくて、読んでいて楽しいです。こんなページが約140ページもあることが有難いですっ!!
1ページにかかる時間がものすごいかとおもいます。とても素敵なまゆハル先生の物語を、読ませていただいてありがとうございます。
これからも楽しみにしています!!
お体に気をつけて、無理をせず、がんばってください!!
登場人物みんなだいすきですっ!!!!!
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