女帝花舞
」のレビュー

女帝花舞

倉科遼/和気一作

女帝女帝と自分で言いすぎ

ネタバレ
2024年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 言いたいことは他レビューの皆さんが言ってくださってる通りです。それ以外では、まずスタートで母親彩花が明日香をお嬢様学校に入れているところからして違和感。「女帝」で彩花は明日香に、自分とは違う穏やかな人生を望んでいたけれど、それとお高くとまった学校に通わせるのとは違うし、そういう身分や育ちをかさにきた人種を嫌っていたはずなのに。作中は母娘以外の人達が2人を女帝と評価するのはともかく、本人たちが何かにつけて女帝女帝言うのが芝居がかっていておかしい。そしてラスト、作者はあれだけ2人を持ち上げておいて、結局女は目立たなくとも温かい家庭の幸せが一番、とする男目線のお話でした。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!