このレビューはネタバレを含みます▼
きれいなファンタジーを書く朔ヒロ先生の新作は死神もの。霊感の強い探偵陽名は浮気調査の尾行中に夜泉に出会う。夜泉に意味深な言葉を言われた後、浮気調査の対象を追いかけると2人が交通事故に合い、さらに近くで魂を狩る夜泉を見てしまい…というお話。続きものの1巻ということで全体の冒頭までな感じで伏線いっぱい、気になるところいっぱいだけど、ハマる手前くらいで終わってしまった感がありました…。あらすじには記憶を失くしても〜と書いてありますが、まだ陽名にはそこまでの情熱が見えず、記憶のある夜泉だけが恋焦がれてる感じで、両片思いというのは陽名にもう少し気持ち向いてもらわないと。その割に陽名はノンケのはずなのに夜泉とのキスやエロに全然抵抗がないのがちょっとうーん…。ストーリーがいいから無理にエロ入れないほうが入り込めたかも。ただ陽名は一部記憶喪失なのでそこすらも伏線の可能性があるから、完結したら手のひら返してる可能性もあるんだぜ。夜泉ちゃんはすでに不憫な健気受けな気配がしてこの先どうなるかワクワク。まだまだ序盤で気になるところなのでこの先も楽しみにしていますが、とりあえずこのくらいで。