王宮を追放された聖女ですが、実は本物の悪女は妹だと気づいてももう遅い ～私は価値を認めてくれる公爵と幸せになります～ コミック版
二戸謙介/上下左右/姐川
このレビューはネタバレを含みます▼
レビューで低評価ありますが、個人的には面白かったです。
原作は読んでいませんが、本当にサクサク進んでいくので確かに端折ってる場面はあるのだと思います。
クラリスが悪女に仕立て上げられた経緯やバカ王子が鵜呑みにした描写、戦争負傷者を回復魔法で治療してクラリスの回復魔法の力すごい！となる描写、アルト様と妹がどこまで触れ合ってしまったのか、偽りの不貞行為をクラリスに説明する描写など、何ページが描き足したほうがいいなと思うところはありました。
ただ他の漫画のように、両片思いすれ違いや、恋のライバル登場ヤキモチゴタゴタや、サブキャラの恋愛ストーリーなどに何巻も使われてないのがすごく良いです。引き延ばしすぎやろ、展開全然進んでないやんって漫画めちゃくちゃあるので。
短編読み切りみたいにサクッと読めて、2巻なのでお財布にも優しいし良いです。
あと、扉絵がストーリーが進むにつれて少しずつ変化して行くの良いですね〜。ラストのバカ王子と妹の絵も、読み切った後だと浸れます。
総合して買ってよかったです。
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