25時、赤坂で 番外編
」のレビュー

25時、赤坂で 番外編

夏野寛子

絵の余白の空気感

2024年3月12日
夏野先生の絵は本当に美しい。うっとり見惚れてしまいますが、何回も読むと絵とお話の中に余白を感じてきます。きっと何を言ってるか伝わらないし、自分の言語限界を感じて辛いのですが、私にとってこの余白が夏野先生の魅力なのです。心地よい夕暮れの秋風がカーテンを揺らしているような、ゆったりとした雰囲気が絵の間を通り抜けている、素敵な作品です。
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