若頭は一途に、甘やかに。 ヤクザな彼のみだらな獣欲
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若頭は一途に、甘やかに。 ヤクザな彼のみだらな獣欲

玉紀直/潤宮るか

抗争劇。

ネタバレ
2024年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 268ページ挿絵あり。真面目にコツコツのしがない事務員ヒロインの目の前に突然、バラの花束を抱えた知らない男が現れ求婚してきた。男は身なりが良く、不動産社長だという。不審に思いながらも男と会う時間が心地よく感じ…という話。濃すぎる!!悪人が悪人然していて、読み応えありました。主役2人のやり取りは終始ほのぼのでしたが、玲香や徳田のくだりがしんどくて。玲香が徳田に犯されてるのを知らないとはいえヒロインがあまりにもほわほわしてるから、ちょっとイラついてしまった(苦笑)。徳田が鬼/畜すぎる。そして四十柳は一体どんな『ケジメ』をつけたんだ(苦笑)。エピローグで一気に結婚式にすっ飛ばされてしまって、玲香と親とのその後が知りたかった。普通に考えたらあんな親は絶縁だよね。あと親と言えば、ヒロイン両親への説得シーンもぜひ読みたかった。郁ももちろん加勢してくれただろうし。よく反社の世界に行こうと決断できたね。確かに醍醐組は居心地良いもんね。あ、挿絵!ヒーローの顔が次長○長井○氏に似てて、もうそれにしか見えなくなりました(笑)。勘弁して(笑)。
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