どうしようもないほどに、運命【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
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どうしようもないほどに、運命【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】

白蜜ダイヤ

ケモ耳ケモ尻尾は最高

ネタバレ
2024年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊全て表題作。Ω猫獣人の魅央とα狼獣人の皇輝の両片想いな話。
何よりもふわふわな猫耳と長い尻尾が魅力的。予想以上にエチのシーンが多くて眼福。
α同士だと結婚出来ない世界で、αのふりを強要されている魅央とは結婚出来ないが、諦めきれずに親友として魅央の傍にいる皇輝。魅央は抑圧される毎日がストレスになり発情期が不安定で抑制剤を飲んでもヒートになって皇輝にΩだとバレてsexしてしまう。
3話辺りまで、ヒートに流されながらも思考に筋が通っていたと思うのに、sexした後に何故か意思の擦れ違いが起きている不思議。両片想いが長いと、謎理論で期待しないようにするから、余計なループが起きる。何度寝ても「好き」は言わない、両片想いのもだもだが続いて面白い。安心して読めたのは、皇輝の父上が魅央を認めて見守ってくれたから、素晴らしいお人だ。そして同じように魅央を見守る弟の望も超可愛い!
魅央が家の呪縛から解かれてやっと両想いになって優しく項を噛む皇輝がスパダリで素敵。皇輝が一生懸命優しくしようとしているのに理性を崩していく魅央が可愛い。遠回りをするけど両片想いのカップルは端から見るとラブラブだから、ずっとニヨニヨしながら読んでいられて、楽しかった。
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