消えた鉄道を歩く 廃線跡の楽しみ
」のレビュー

消えた鉄道を歩く 廃線跡の楽しみ

堀淳一

かつてはここを列車が走っていた

ネタバレ
2024年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても味わい深い探訪記です。本書のもともとの形である紙媒体本自体、今から30年以上前に刊行されたという特徴があって、収録されたこの時に探訪している廃線跡は、どれもさらに時代を遡った昔に運行されていたものであることに気づかされました。中には現代のものと比べると小さく感じられるトンネルが出てきますが、これを見ると、運行されていた当時に用いた車両のサイズも同様に小さかったことが想像できます。今でも廃線跡が残っていれば、ロマンを感じるべく自分も訪ねてみたいと思いました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!