このレビューはネタバレを含みます▼
小説家の白に片思いしている一陽が執筆の題材のために｢恋人契約｣を提案し、ゆっくり恋人とは？と白にアタックしていくお話でした。この白がとにかく抽象的で掴めない人なので、一陽はよく頑張ったなぁと。ただ、1番近くで1番の理解者なのも事実なので白にとっても特別な人でした。周りの人の協力も借りながら頑張る一陽は本当に健気で子犬みたいに可愛くて応援しながら読みました。一陽の行動を振り返りながら自分の気持ちを具現化していく白は物を書く人っぽくて素敵でした。随分焦らされましたが。穏やかで優しい気持ちになれる作品でした。P.231 抱き合っていますが直接的な描写は無し。
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