毒舌公爵は男装女王がめちゃくちゃ愛おしくてたまらない
ちろりん/小島きいち
このレビューはネタバレを含みます▼
155ページ挿し絵なし。父王崩御により若くして女王となったヒロイン。議会で王配に推薦されたのは天敵であり恋する公爵で…という話。きゃーもうもうもうヒロインがかっこよ可愛すぎて魅力が爆発してます!ギャップすごい!過去の過ちから己を律し懸命に努力してきたからこそ吐き出せる場所が小部屋しかなくなんて…いじらしすぎますよ。この部屋の存在を見つけた時のヒーローの心境たるや。うんうん分かる。こんなんされたら一発で堕ちるわ。かくいうヒーローもデレる時と冷酷無慈悲にバッサリ切る時のギャップが凄くて、こちらも魅力たっぷりでした。最後のあれ、ゾクゾクしたー。やばい。この歪んだ愛はソーニャを彷彿とさせます。150ページほどですがあっという間に読み終え、この二人をもっと見ていたくなりました。まじで好き。
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