素晴らしいファンタジー





2024年3月23日
BLというより、素晴らしいファンタジーでした。一読ではわからなかったことが、再読すると涙なしには読めなくなります…。心に蓋をすることを命じられた魔法使いと、その分身が存在することで、押さえ込まれた思いが見えるというのが秀逸。個人的には、ラベルが父である王にそっくりなわけではなく、朗らかだった母にもよく似ていることが嬉しかったです。王の代わりではなく、ラベルがラベルとしてリーのそばで幸せでいてくれて、本当に良かった。作者様、素晴らしい作品をありがとうございました!

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wagay さん
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